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テニスのダブルスの基本!(セオリー)について考える

テニスのダブルスの基本!(セオリー)について考える

ダブルスの基本戦術(セオリー)について考えてみました

HEADのGRAVITYの新作が発売されました。グラビティはストローク主体の人にオススメのラケットです。ラケットフェイスの形が独特ですが、慣れるとこれが最高に見えてきます。

ダブルスの基本的な考え方

センターにボールを集めるのが基本戦術になると思います。

センターは、

  • サイドアウトがない
  • 相手の陣形を崩せる

ことが可能だからです。

コートを半分に割って、その割ったコートの中央を守るのが基本陣形であるため、センターは相手の二人とも動かすことができるショットなのです。

デメリット(リスク)

相手が雁行陣でも平行陣でも、ポーチをされて決められるリスクが高くなります。

逆に相手目線で考えれば、センターに来た球は「前衛が触ることができればチャンス、後ろに通してしまったらピンチ」ということになります。

どのようにしてセンターを通すか

一番簡単なのが、ショットに威力を出すことです。威力を出せば、相手前衛に動かれる可能性が低くなります。

ただ、ベースラインより後ろからだと威力を出しても決められてしまうかもしれません。後ろで打つ場合はクロスが安定だと思っています。

次は、ポジションが前のときに打つことです。前で打つと、相手との距離が短くなるわけですから、相手の反応速度より速くボールが届きます。

また、前で打つことは高い打点で打てる可能性も増えるので、ボールを沈めやすくなると思います。思わず相手の前衛が手を出したけどミートしないようなそんな打球を打つことができます。

ほかには、つき球を打って、相手の前衛が動きづらくなるようにすることです。

クロスでラリーするばかりではなく、ストレートやクロス、前衛に当てるつき球など色んなコースを攻めることでセンターも狙いやすくなります。

動画では、ブライアン兄弟がセンターを攻めているシーンを元に解説してみましたので、ぜひご覧ください!

著者

ポッポテニスメディア

学生時代テニスに明け暮れたポッポです。体育会のテニス部主将してました。テニス大好き、テニス歴(社会人で忙しいとき少し空いて)もうすぐ20年。日本のテニスを盛り上げていくようなそんなメディアを目指します。ラケット:Head グラビティMP。ガット:バボラ ブラスト125。ホームストリンガー48ポンド。ジョコビッチのプレーが大好き。テニスは足にす足にはアシックス。

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