ユニットターンとは
ざっくり説明すると、体全体をターンすることです。
相手の打球がフォア側にきたらフォア側に体をターンし、
相手の打球がバック側にきたらバック側に体をターンします。
それだけのことで、初心者であってもテイクバックの予備動作としてこの動きはやっていると思います。
ユニットターンとテイクバック
両者は、とても似ているし区別する必要もないのでは?と感じる人もいるかもしれません。
それは事実です。
しかし、ユニットターンを意識して
「相手が打った瞬間に体をターンすることを意識して練習する」ようになると
- 速い球に対応できるようになる
- 引きすぎ防止につながる(コンパクトになる)
- 力みを防ぐ(脱力)
- 勝手に肩が入るようになる
こんな効果(メリット)が生まれる可能性が あります。
ユニットターンのやり方
- 逆の手でラケットを支える
- 脇を開ける(または肘を引く)
- スプリットステップ後、右足(フォアの場合)を半歩移動、つま先を右に向ける
これだけです。
動作的には複雑なものではなく、単純にターンしようとすれば良いです。
この動作を、「相手が打ったらすぐに」を意識するだけで劇的に変わるという話です。
なぜユニットターンをすぐにするのか?
テニスは止まって打つことは球出しの時しかありません。
移動してからターンをしてテイクバック完了となると速い球に対応できません。
ユニットターンをすぐにすることを意識すれば、
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ユニットターン(最初の右足の半歩)してから
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移動(クロスオーバーステップ)
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テイクバック完了して打つ
この流れでひたすら反復練習すれば、速い球に順応した運動連鎖になっていきます。
テキストだと伝わりづらい部分が結構あるので、詳しくは動画を参照してみてください。