アップをしっかりするプロの世界でショートラリーはしない
まず、ショートラリーはあまりプロの世界ではやらないようです。
通常のベースラインでするラリーと、ショートラリーでするラリーは別物という考え方をする必要がありそうです。
しかしながら、プロでもショートラリーを大切にしているプレイヤーも存在します。
チチパスです。
彼は正面のショートラリーから、左右に走る形でショートラリーをしています。
それにしてもショートラリーの段階で、プロの動きは格の違いを感じますね・・・。
しかしながら日本のアマチュアではショートラリーからテニスをする文化がありますので、どのように練習したら良いのかについてまとめてみました。
回転の感覚を確認する
ショートラリーは、通常のラリーと同じようにテイクバックして打つ必要はありません。
なので、ボールとの打点と回転の感覚をつかむようにラリーしていれば良いとのことです。
コンパクトにスイングして、相手とラリーするくらいの感覚でやるそうです。
ボールの感覚とボールの落下位置を確認する
ショートラリーはお互いの球がゆっくりであるためしっかりと自分でコントロールすることができます。
なので、ボールに対して回転をかけるというよりはコントロールしてどこにボールが落ちるかの感覚の確認をすると良いでしょう。
1〜2分だけにする
ショートラリーは長くやってしまうと、感覚がショートラリーになってしまうのであまり長時間の練習はしない方が良いでしょう。
あくまでテニス初めの感覚を得るくらいにして、5分とかそんな長い時間ショートラリーに時間をかけないようにしましょう。
試合の勝敗を分けるショートラリーの技術
テニスの試合では、浅い球の処理がとても大事になります。
ショートの状態でラリーをすることはほとんどありませんが、ショート の球を処理する必要は必ず存在します。
プロは当たり前にできますが、ショートラリーが上手い選手というのはショートの球の処理がうまいことに比例しているはずです。
練習の途中にクロスのショートラリーを加える
クロスのショートラリーで試合を意識したコントロールの練習をするのをポッポはオススメします。
ストレートではなく、クロスでやるというのがミソだと思っています。
スピンもそうですしスライスも面白いと思います。
全面ショートラリーのスペースを使ったポイントマッチ
この練習は意外とあなどれないボールコントロールを覚えるきっかけになると思います。
大きくスピンをかける必要がないので、ネットの高さを意識して丁寧にコントロールするだけを意識します。
浅い球の処理は普段練習する機会がなく、試合で浅い球がきて慌ててしまうだとか、ネットしたりサイドアウトしたりする人も多いのではないでしょうか?
また、クロスに打つのが苦手て大抵ストレートに打ってしまい、相手に待ち構えられてオープンなクロスコートに軽く決められるパターンが多いのではないでしょうか?
浅い球をクロスにコントロールできるようになると、かなり楽になります。
クロスの方がボールを上に打つ必要がなく(ネットの低いところを通すため)、はねない球を返球できることで、相手に次の球で攻撃される可能性が減ります。
まとめ
ショートラリーは、
- 通常のラリーと 違う
- 回転の感覚を確認する
- 球のコントロールを重視する
- 1、2分しかやらない
- クロスでショートラリーする
- 全面ショートラリーでポイントマッチをする
試合でネット前のボールコントロールで相手に勝てるようにがんばりましょう!