黄金スペックとは？

重量: 300g

面の大きさ: 100 平方インチ

バランス: 320mm

フレームの厚さ: 23 ~ 26mm

のテニスラケットのことを黄金スペックと呼びます。

すべてのラケットの中心的なスペックのラケットです。

黄金スペックの対象プレイヤー

• 初心者
• 女性
• 県大会などで上位

と幅広いプレイヤーが使用するスペックのラケットです。

プロまで行くとこれにプラスして独自のカスタマイズがされていたり、少し飛ばないラケット（フレームが薄かったり、ストリングパターンが細かかったり、面が小さいもの）を使っているケースが多いと思います。

各スペックの説明

重量

ラケットの重さです。オーバーグリップやストリングの重さは含みません。

相手の球が重ければ重いほど、ラケットの重さに助けてもらえます。

ラケットが軽いと相手の球が重いと面を安定させずらいです。

その代わり重ければ重いほどラケットを振るのが大変になるので、トレーニングを積んでいるアスリートだからこそより重いラケットを振ることができます。

例えば 20 年間トッププロで活躍しているジョコビッチは、ストリング込みで 359g のテニスラケットを使っています。

ストリングがざっくり 20g になるので、340g 前後のフレームのラケットを使っていると推測できます。

→ tennisnerd.net - Novak Djokovic’s Racquet – Player Profile

黄金スペックの 300g は、テニスラケットの中では軽すぎず重すぎずの基本的な重さなのです。

フェイス面積

ラケットの面の広さです。

面積が大きいほど飛びやすく、安定しづらいです。

面積が小さいほど飛びにくく、安定しやすいです。

バランス

ラケットのグリップ側から測った重心までの距離です。

数字が大きいほど、ラケットの先端が重心になり、振るのが重くなりますがスイングスピードが出しやすいです。

数字が小さいほど、ラケットの手元に重心があり、振りやすくなりますが自分の力で振る必要があります。

フレームの厚さ

ラケットのフレームの厚さです。

数字が大きいほど飛びやすく、安定しづらいです。

数字が小さいほど飛びずらく、安定しやすいです。

黄金スペックのラケットが飛びすぎると感じる時

人によっては黄金スペックのラケットでは飛びすぎると感じることがあります。

その時は主に２つの方法で改善をすることができます。

ガットを飛ばないものに変える

ガットを飛びずらく回転が掛かかりやすいものに変えることで改善することができます。

ガットはラケットと同じようにとても大事です。

ポリエステル

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ヨネックス(YONEX)

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ナイロン

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ゴーセン(GOSEN)

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フェイス面積を少し小さいものにする

黄金スペックのラケットはフェイス面積が 100 平方インチですが、

97 ~ 98 平方インチのラケットで探すのが良いと思います。

興味があれば下の一覧でフェイス面積など検索条件を変えながら探してみてください。

黄金スペックのラケット一覧

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