テニスにおける準備を早くするとは?
テニスにおける準備を早くするとは大きく2つに分けることができます。
- 相手が打つ前の準備
- 自分が打つ前の準備
です。
相手が打つ前の準備とは?
相手が打つ前の準備にすることは、
- 自分のポジションを整えること
- 自分の姿勢を整えること
です。
ボールに追いつかないのは主にこれが原因です。
ポジションについて
相手が打つ前の準備はとても大事で、相手がどんな状況なのかを見てポジションを変更するようにしましょう。
例えば、「相手が打ち込んできそう」な時、自分は後ろに下がってディフェンスのポジションを取ります。
逆に、「相手の体勢が崩れている」時は、自分は前にあがってオフェンスのポジションを取ります。
相手がフォアハンドなのか、バックハンドなのか、とか、相手の得意なショットや癖はどうなのかによってもポジションを整える必要がアリア m す。
自分の姿勢について
自分の姿勢を整えることによって、1歩目の速度を上げることができます。
テニスは、相手がヒットしてから自分のところまでボールが来るまで、3〜5歩しか使えないので、1歩目の動きが非常に重要になってきます。
自分の姿勢を整えることによって最高の動きを目指しましょう。
相手が打つ前の準備ができる時間
相手が打つ前の準備ができる時間は、自分が打ってから相手が打つまでの時間ですので、
- プロの場合は、たったの 1.5 秒しか時間がありません。
とても短いですね。
自分が打つ前の準備
自分が打つ前の準備というのは、相手がボールを打ってから自分が打つ前の準備となります。
いつでもラケットを振り出せる状態になっているのが準備完了ということです。
いわゆるテイクバックと言われる動作のことを指して、「テイクバックが遅い」と言われたりもします。
初心者の振り遅れの原因は、こちらが原因のことが多いです。
ラケットを振り出せる準備をする
素振りや球出し練習で気持ちよくラケットを振っている時、自分がどういう動作をしているか思い出してみてください。
- テイクバックをする
- 軸足のセットアップ
この2つの動作をしていませんか?
振り遅れないために最も必要な準備とは?
最も重要なのは軸足のセットアップであると考えています。
右利きであれば、右の軸足さえ準備できていればラケットは振れるということです。
逆にテイクバックができていても軸足がなければラケットを振ることはできません。
まとめ
便利な「準備を早くしてください」についてでした。
このアドバイスは個人的にはあまり好きではありません。
動画にて詳しく解説しておりますので、もしよければそちらもご覧ください。