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フェデラーの攻めと守りのフットワーク

フェデラーの攻めと守りのフットワーク

フェデラーから学ぶ、攻めと守りのフットワークについて解説します。攻めと守りのフットワークの違いとは?

HEADのGRAVITYの新作が発売されました。グラビティはストローク主体の人にオススメのラケットです。ラケットフェイスの形が独特ですが、慣れるとこれが最高に見えてきます。

テニスは攻守の切り替わりが非常に激しいスポーツ

テニスは、攻撃をしていたと思ったら1球後には守っていたり、常に攻守が切り替わるスポーツです。

また、攻撃をしていれば勝てるというわけではなく、適切に守っていれば勝てるスポーツです。

攻めのフットワーク

みなさんは、テニスにおいて、攻めというのはどういうことを意識しますか?

自分は、テニスにおける攻めは

  • 前に入って打つ

ということが大前提にあると思います。

ベースラインの後ろから攻めても、よっぽどのことがないと相手はキャッチしてきます。

また、前に入って打つことで、相手がキャッチしてきても相手がバランスを崩したのをみて、(ネットが近いから)ネットが取りやすくなります。

つまり、攻めのフットワークは

  1. 前への移動 8割
  2. その他への移動 2割

くらいのバランスで移動しやすい準備をすることだと思います。

守りのフットワーク

守りのフットワークはその逆で、相手が打つ前にあらかじめ下がっておいて、相手のストレート、クロスの両方に対応できる姿勢を作ることだと思います。

つまり、

  1. 左右への移動 8割
  2. その他への移動 2割

くらいのバランスで移動しやすい準備をしましょう。

前に動きやすいステップ(攻め)とは?

前に動きやすい姿勢とは、最初の一歩目を前に出しやすい姿勢となります。

通常のステップだと、肩幅より少し広めにスタンスを取りますが、前への移動を考えている場合、狭いスタンスの方が動きやすいです。

左右に動きやすいステップ(守り)とは?

左右に動きやすい姿勢とは、最初の一歩目が左右に出しやすい姿勢となります。

通常のステップは肩幅より少し広めのスタンスになると思いますが、相手に攻められているときはそれよりも少し広めにスタンスを取れば左右に移動しやすく、この体勢が作れているときは反応さえできればほとんどの場合でキャッチすることが可能です。

プロテニスで崩してからじゃないとウィナーを決められないのは、これが理由です。

まとめ

攻めと守りのフットワークについて、文字で解説してみました。

フェデラーは美しいショットばかり注目されがちですが、もともとフットワークの意識が強く「忍者」なんて呼ばれていたプレイヤーなので参考になると思います。

動画の方が分かりやすいと思いますので、よかったらご覧ください。

著者

ポッポテニスメディア

学生時代テニスに明け暮れたポッポです。体育会のテニス部主将してました。テニス大好き、テニス歴(社会人で忙しいとき少し空いて)もうすぐ20年。日本のテニスを盛り上げていくようなそんなメディアを目指します。ラケット:Head グラビティMP。ガット:バボラ ブラスト125。ホームストリンガー48ポンド。ジョコビッチのプレーが大好き。テニスは足にす足にはアシックス。

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